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[436] 山田南平  投稿者: 耳年増  投稿日:1999年02月04日(木) 03時26分  上へ

山田南平って、花ゆめの漫画家さんたちに嫌われているって話ですけど、どうしてですか?その前に、その噂は本当ですか、って聞くべきなのかな?

  1. re: 中町るみ 投稿日:1999年02月04日(木) 03時38分
    前に白泉社が書店配布用に作っていた小冊子
    で、白泉社で描いてる作家に「白線社の作品の仲で
    好きな物は?」という質問があって、他の人は
    「月の子」とか「パタリロ」とか無難に答えてるのに、
    山田先生だけは「自分の作品」と答えていたのは
    印象的でした(笑)
     
  2. re: 中町るみ 投稿日:1999年02月04日(木) 03時50分
    そうそう、今もあるのか分からないけど、
    白泉社の中堅作家クラスが参加するバスハイク
    って、大悪口大会だそうです。
    山田さんにしろ、松下容子さんにしろ、今人気の
    ある人はぼろくそに言われるみたいですね。
    山田さんはやはり痛い人らしいので、悪口言われてる
    のは本当かもしれない。
    こんな事書くと、また誰かに「少女漫画家は性格が・・・」
    とか言われちゃうのかな(笑)全体の数に比べたら
    一部なんですけどね。
     
  3. re: kiki 投稿日:1999年02月04日(木) 20時41分
    山田さんってやっぱり痛い人だったんですか?
    コミックスのフリートークを読んでてうすうす感じてたのですが。
    特に独身時代はすごかったなあ。
    今は「親ばか」ネタばっかりで物足りないっといったら不謹慎かな?
     
  4. re: はる 投稿日:1999年02月04日(木) 22時09分
    南平さんってそんなに人気あるんですか?
    「オトナになる方法」なんて、途中からすっごくつまらなくなった
    と思うんですけど。
    #だから「紅茶王子」は読む気もしない・・・。

    あの人のマンガって、なんかムカつくんですよ。
    なぜだろう?

    それから、「痛い人」ってどういう意味ですか?
    教えてください。
     
  5. re: のびた 投稿日:1999年02月04日(木) 22時11分
    >山田さんってやっぱり痛い人だったんですか?
    >コミックスのフリートークを読んでてうすうす感じてたのですが。
    >特に独身時代はすごかったなあ。
    同感!信じられないような細かい字で(書いてる原稿はそうじゃないんだろうけど
    それにしたって読むほうの苦労と言ったら)ものすごい量書いてましたね。
    インターネットでも時々いるけど、すごい量の自己主張を何度も何度も書きこむ人って
    いますよね。ああいう人たちとおんなじ感じなのかな。
    ※もちろん長文の書きこみする人全てを否定するものではありません。
     
  6. re: しっかし 投稿日:1999年02月04日(木) 23時29分
    いたい人に限って人気あると言う最近の風潮をどうにかすれ。
    もとからそうでした?
     
  7. re: 聴いた話じゃ 投稿日:1999年02月04日(木) 23時42分
    初めてのパーティー(受賞式かなんか)で壇上にあがり、初めての挨拶が
    「私が一番年下なのでぇ、お姉さま方、うふっ、よろしく!」
    とやったらしいですよ。(かわいいじゃん。表面上は)
    パンピーの昔からの知り合いからも「現実離れした性格してた」といわれてたそうです。
    ただいつからか「他の漫画家さんの悪口をいいはじめ、顔までかわった」そうですが。
     
  8. re: 大福 投稿日:1999年02月05日(金) 01時55分
    私は昔はけっこう好きでした。
    紅茶王子も一応読んでます。
    この人の作品が鼻につきだしたのは、離婚問題とか恋愛の姿勢みたいなものを
    押し付けがましく描いてるのに気づいてからです。
    そういうものの解消の仕方とかスタンスが、たぶん彼女の人生の中で
    大部分を占めてきた問題なんでしょうねぇ。(おまけを読んでると)
    そういう経験から生まれた自分の考え方を、読者にわからんように
    組み込んでくのが真にウマイ作家なんではないか、と思います。僭越ですが。

     
  9. re: のびた 投稿日:1999年02月05日(金) 19時31分
    >あの人のマンガって、なんかムカつくんですよ。
    >なぜだろう?
    なんか南平さんって自己愛のかたまりみたいなニオイがします。
    あの親バカぶりもそうだけど。やたら近況やら自分の経験とか書きすぎだし。
    そういうところが作品にもありありと滲み出していて、私の場合はムカついた。
    あとは「オトナになる方法」のヒロインも全然魅力なかったなあ。というか
    自我そのものが無い人物像だったなあ。そういうのがウケた時代なのかな?
    でも絵はかわいいんだよね。だからムカつきながらも読んでた。
    はるさんの意見も聞ければこれ幸いです。

    山田南平さんのHP行って見たけど、なんか(やっぱり)ごちゃごちゃ
    うざったいつくりだったなあ・・・。
     
  10. re: はる 投稿日:1999年02月06日(土) 00時32分
    なるほど。
    大福さん、のびたさんの書込みを読んで
    私のムカつく訳がようやくわかりました。

    >離婚問題とか恋愛の姿勢みたいなものを
    押し付けがましく描いてる

    >自己愛のかたまりみたいなニオイがします

    そうそう、それなんですよ。
    一度気になりだしたら、もうあの人の作品を
    読む気がしなくなっちゃって。

    そういえば、「オトナ」だったか、
    クラスメイトとかその他大勢の
    ちょっと出キャラに、
    読者の名前をつけてましたよね?
    希望者に先着順、とかって。

    あれにもびっくりしました。
    そういうのを喜ぶファンもファンだけど、
    企画そのものが寒すぎる・・・。

    #だいたい、コミックスの柱とか巻末に
    ダラダラとどうでもいいような近況ばっかり書く人って、
    作品のレベルもイマイチだと思うのですが、
    どうでしょう?

    それから、のびたさん。
    私も久美子に魅力を感じなかったし、
    彼女の気持ちにも全然共感出来なかったクチです。

    身近にいたら、たぶん苦手なタイプだけど、
    ああいう子の方がきっと男の子に
    モテるんでしょうね(^^;)
     

[486] RE:山田南平  投稿者: 聴いた話じゃ  投稿日:1999年02月06日(土) 10時03分  上へ

前あるひとに分析してもらった


山田南平の作品に、そういった根本的な「人と人の交流」が欠けている、というのは、僕にはほとんど確かなものと思われます。それは、至る所にあらわれていて、その中で人によって逆鱗に触れる部分は違うけど、全体的に皆が怒っている部分というのは、核心的な部分においては、同一だと思うです。

たとえば、僕が紅茶王子の1巻のその部分(※1)に怒ったのは、主人公のみならず、周り全員がそれを「よいこととしている」、というふうに描いているからです。そこには、ほとんど「誰かのことを想い慕う」ということに対する原理的な問題が、あるように思うわけです。たとえば、僕がAという人に会いたい、Aという人が好きで、会いたい、と思うのは、そのAという「自我」と交流したい、互いに一緒にいたい、相手のためになりたい、など、自分が相手を好きだと思う、自分が相手に何かをしてもらう、ということを超えて、相手の記憶=自我に何かを刻んでほしい、自分が相手にとって少しでも価値を与えたい、と想うことである、と仮定しましょう。

人に対する想いとか、そういった言葉には、本来的には、僕はそうでなくてはならないと思っていますが、それはさておいて。

で、このシーンにおいて、主人公は、「自分が」父親に会えた、ということを嬉しく思っているし、「主人公が」父親に会えた、という点でみんなが考えているわけですね。ここでは、父親が父親ではないし、それが本当の意味で父親と会えたわけではないから、本当は何の意味もないことなのだ、ということを、(未成熟な主人公がそう思わないことはともかく)どこかで語らなければいけないシーンなわけです。ここでは、先にあげた「心の交流」といったものはまったく成立していませんから。だから、「親子の愛情」の定義の、先の仮定は否定されていますし。

だから、定義とこの表現のどちらが間違っているか、と考えたら、僕はここで描かれているのは、未成熟で一方的な思い込みに過ぎなく、物語のクライマックスに持ってくるなんて絶対に出来ないシーンだ、と僕は考えます。これじゃあ、人形に対する愛情と何ら変わらないわけですよ。あくまで、好きだったのは「自分」で、「自分」がすきだった人に会えたから嬉しいわけですから。本当は、父親という人にはもう決して会うことは出来ないし、それでもその想い=記憶は大切なことなのだ、ということなのに。

そこには、父親が「父親の実体=過去の父親の自我」である必要はなく、その愛情の部分には、双方向的な意味がまったく欠落しているわけです。相手を思う感情でさえ、即物的な、極めて底の浅いもの、として扱われているわけです。

これを愛情というならば、それは全く自分勝手で未成熟なもので、別にそれを完全に否定するわけではないですが、全編がそういった未成熟で一方通行の人間で成り立っている作品というのは、やはり異様です。山田南平の作品が描く人間には、そういった意味からも、全く人間としてのリアリティーが欠落していると結論せずにはいられませんが、上記の論理展開から、どこが受けているか、というのも良く分かりますね。

ある意味での「自己愛人間」にとっては、山田南平の描く世界というのは、自分を甘えさせてくれる気持ちのいい世界だと思います。そこが受けているのだろうし、まあそれを完全に否定する、とまでは言いません。ただ、何らかの意味での成長がなければならないとは思います。しかし、その「成長の欠落」すら、今の時代を、表しているものなのかもしれません。


※1...紅茶王子1ラストで願いを叶える紅茶王子が、父親をなくしている主人公のまえに彼女の父親の姿にばけてあらわれ、「もう一度パパとお茶したい」という主人公の願いを叶える、というラストです。

  1. re: 投稿日:1999年02月06日(土) 15時55分
    彼女のことはログが消える前どころか、あめぞうが
    移動する前の初期のころに(すごい歴史を感じる…)
    書き込みがあって盛り上がったような…。
    自分もカキコしましたが(笑)
    その時のネタ>白泉主催で先生達のディズニーランド
    ツアーを企画したところ、順調に人が集まっていたのに
    山田さんが参加するってことになった途端「彼女が
    来るなら行かない」と全員キャンセルしてしまった。
    結局、山田さん夫婦と編集何人かでツアーは決行
    され、いまいちなノリの編集をまったく気にしないで、
    彼女たちは大盛上がりだったそう。
     
  2. re: やまや 投稿日:1999年02月06日(土) 16時10分
    ↑こんななのに、本人は「私友達多いからー」
    ってカンジですよねぇ(笑)
    コミックスに、自分の体重載せたりとか・・・
    相当自分に自信があるんだなー、とか思ってました。

    それにしても白泉社、最近ホントすごいですねぇ・・・。

     

[678] YOUNG YOU  投稿者: サツキ  投稿日:1999年02月11日(木) 17時55分  上へ

が好きで毎号購入してるのですが、ここんとこハバをきかせている
武内直子のエッセイ漫画にはうんざりしています。
誌上私物化ここに極まれりってカンジで。
一条ゆかりも誌上で自慢話しかしてないけど、ここまでヒドくはないじょー。
皆さんはアノエッセイ読んでどう思われますか?

もともと武内直子の漫画の読者って、YOUNG YOUの読者層と違うのでは?と
思うのですが、どうなんでしょ?ワタシはせえらあむーん見たことも読んだこともありません。
自慢話だけなら自費で同人誌だしてやって欲しい。
はっきりいって、絵も下手だし、読みたくない。早く他誌に移って欲しいと私は思います。

  1. re: てぽ丼 投稿日:1999年02月11日(木) 21時11分
    私はセラムンはTVアニメしか見た事がなく
    YOUNG YOUは立ち読みくらいの読者ですが
    あの連載には苦笑していますよ〜。
    今発売の号の
    自慢げな表情のあの写真を見て
    ますますゲゲ〜と思いました。
    それと
    YOUNG YOUで執筆されてる作家さん方が
    祝辞を寄せておられたけど、あれって本心かなー?と
    疑っちゃうのですが。
    本心ならば皆様ココロの広い方なんでしょうね〜^^;

  2.  
  3. re: ちゅ? 投稿日:1999年02月11日(木) 21時51分
    ナオコちゃんの同人誌は(も?)けっこう寒いです。
    一度セラムン終了記念っつって同人作家とか声優さんとかのカラーイラストを
    あつめて本作ってましたよ。自分で描いたのは表紙と本文数ページ。
    声優にカラーで原稿描かせてもなあ…。

    自分で金払って買う気にはならなかったので見せてもらっただけですが。
    (買った人も「ナオコはいいの!◯◯さんのイラストが見たかったの!」とか
    いってましたが)

    見る限り、聞く限り「いたたたた〜」と思ってしまうナオコちゃんですが
    その本に描いていた同人作家さん達は「うん…まあ、いいひと…だよ?」と
    苦笑いしながらおっしゃってます。
    冬コミは富樫とのラブラブカレンダー作ってました。
    「二人のであった記念日」「初キス記念日」(間、約一週間しか空いてないぞ)
    とかが入っているさむ〜いカレンダー。


  4.  
  5. re: みんな!! 投稿日:1999年02月11日(木) 22時09分
    安心して!!ここ読めば他の雑誌も大なり小なり編集者個人や漫画家個人が私物化してるんだってわかるから!!山田南平なんて自分の妄想全国発表して「地位ある大人の女」とかほざいてるんだから!!これからは現実逃避したいやつが漫画家や漫画編集者になるのさ!!すごい時代だね!!(ってもとからそうだったのかな〜)

  6.  
  7. re: ↑そうそう 投稿日:1999年02月12日(金) 11時13分
    講談社からころがりこんできたビッグネームを扱いかねて、
    始めた連載でしょあれ。その辺の事情もわかってやれ>サツキ

  8.  
  9. re: サツキ 投稿日:1999年02月12日(金) 11時54分
    皆さんレスありがとうございます。
    >講談社からころがりこんできたビッグネームを扱いかねて、始めた連載
    確かに、扱いかねて・・・ってカンジしますね。
    でも、なんでYOUNG YOUなんでしょう?そのへんがナットクいかないんですよねー。

    私、10年ちょっと前LALA買ってたんですが、
    その頃LALAで描いてた人たちが、今YOUNG YOUに結構いるんですよね。
    秋本尚美、望月玲子、谷地恵美子など。
    LALAはファンタジー(?)系に転向したので、移ってきたとか?
    だとすると、YOUNG YOUってもともとそういう漫画家の避難所だったとか?・・・等
    1人で推理いや妄想してみたり。

    いまYOUNG YOUでスキなのは鴨居まさねです。デコラちゃんとキスケさんがスキ。

  10.  
  11. re: 質問 投稿日:1999年02月12日(金) 12時40分
    LALAに谷地恵美子って書いたことあったっけ?

  12.  
  13. re: サツキ 投稿日:1999年02月12日(金) 13時25分
    >LALAに谷地恵美子って書いたことあったっけ?
    ・・・なかったですか?ちょっと記憶に自信がなくなってきました。
    でも確か白泉社で描いてましたよね・・・?

  14.  
  15. re: まゆみ 投稿日:1999年02月12日(金) 13時33分
    谷地恵美子ははなとゆめですよ。あのころより今の方がおもしろいと
    思います。

    >>サツキさま
    鴨居まさねはわたしも大好きです。ヤングユーじゃイチオシ。

  16.  

[34] あらら  投稿者: サツキ  投稿日:1999年02月14日(日) 15時51分  上へ

ログ消えたんですねー。
ワタクシ、昨日は風邪ひいて寝込んでました。
で、今日やってきたらログが消えてる・・・。
こ、これはもしかしたらナオコ姫のタタリかもー。
くわばらくわばら。

  1. re: ガウ 投稿日:1999年02月14日(日) 17時04分
    きっと、そうでしゅ。

  2.  
  3. re: あんがい 投稿日:1999年02月14日(日) 17時37分
    山田南平が旦那にたのんで・・・

  4.  
  5. re: ひでお 投稿日:1999年02月14日(日) 22時25分
    俺は岡田先生に頼まれたファンの仕業かと思いました…(笑)

  6.  
  7. re: 投稿日:1999年02月15日(月) 06時52分
    大穴として冬水社の方々。<穴すぎか(笑)

  8.  


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